現在横浜の日本画家の先生のお宅で暮
  らしている礼朗君は、17歳の男の子。
  早いもので、さまりあからお殿入りをして
  もう17年にもなるのですね。

 先日礼朗君に会いに伺ったら、白くなった
  髭を揺らしながら私たちをご機嫌よく迎え
  てくれました。
  壮年期に比べると、少しやせてはいました
  が相変わらず『良い男』の礼朗君でした。
 さすがに17年間ママの絵のモデルになっ
  ていただけのことはありますね〜。

 かつてはワールドカップ(サッカー)の絵画
  にも登場しましたし、タイの王室にも礼朗君
  の絵が飾られているんです。
  ママはタイでは国賓として迎えられるんだ
  って・・・立派なママだね? 
  王女様お気に入りの礼朗君の絵は、とって
 も素晴らしいですよ。

  首に鈴がついてる理由?これは、礼朗君
  が、アトリエに隠れているときに、どこにい
  るかすぐに発見するため・・・
 
 だってロシアンブルーは、ほとんど鳴かな
  い静かな猫種だから・・・   

  礼朗君、ママのためにも頑張って長生きし
   ようね。            さまりあ
 

                             


 礼朗君は2011年2月に17歳と9ヶ月の寿命を全うし、ママに見守られながら静かに永眠いたしました。
  多くの方々に愛されてきた礼朗君は、その優美な姿そのままに、みんなに沢山の思い出を残して天国のさまりあ城に
  向かいました。
  さまりあの猫親戚の皆さんも礼朗君のお通夜、ご葬儀への参列ありがとうございました。
  人間以上のご葬儀だって・・・みんな驚いていましたよ。
  でもそれだけ貴方がママにとって立派な息子だったということ・・ですね。

   毎年
春になると、お庭には染井吉野と八重桜が咲き誇り、その下でママの友人知人や猫親戚の皆さん
 が楽しそうにお花見をしているのを礼朗君も天国から嬉しそうに見守ってくれているはず・・。
 たくさんの思い出を残し、立派に生き抜いてくれた礼朗君、本当にご苦労様でした。 ありがとう!

 礼朗君がさまりあ城に行ってから早いものでもう1年半になります。この間震災や何やらとみんな
 とっても大変でした。
  礼朗君のママは・・・というと、今も相変わらず一生懸命頑張っています。
 最近は、立派なご本を出されて新聞、ニュースでも話題になりましたよ。
 これからも変わらずずっと頑張りやさんのママを見守っていてあげてくださいね。
 
 
                                  礼朗君の絵  「満月」 タイ王室美術館所蔵 →
 

      写真は、礼朗君専用の特注ベランダで。 
     この広いベランダを一人で占領するなんて
     贅沢だと思いませんか?

        *ベランダの天井はポリカーボネイトで、
          周囲はステンレスの金網が張ってあるので、
          どこへもいけません・・・

   
    
お庭には、礼朗君 のお姉さんの『桜』の木。
    春には見事に花開きます。
    ママと夜桜とお月さま・・・
    礼朗君は本当に幸せです...

  お庭の桜       

 
昔のタイプのロシアンだから野生的で、ちょっとこわい感じがするかも?
でも全然こわくないですよ!
多少わがままだけど、
とても甘えっ子で可愛くて、
優しい礼朗君です。
 
 ママが絵画展で忙しくても一人
 良い子でお留守番できるんだもの。

   

                                                                  無断転用禁止        SamaRIa    

ロシアンブルーキャッテリーさまりあ。25年以上の実績と経験を持つクレームの無いロシアンブルー専門のブリーダーです。